今年もキュウリの家庭菜園をしているので、その成長過程を記録していきます。
種類の異なる4種類の苗をそれぞれ1本ずつ購入し、合計4株育てています。
昨年のキュウリ家庭菜園の様子は下記記事にまとめてあります。
>>家庭菜園でキュウリ栽培
苗の購入(インターネット)
昨年までは近くの農協で苗を購入していましたが、今年は新型コロナウイルスで自粛生活です。そのため、楽天市場で苗を購入しました。
てしまの苗屋 楽天市場店が圧倒的に種類が多くて評判がよかったので、てしまの苗で購入しました。苗の値段は農協とほとんど同じでした。
4/22に注文しましたが、すでに売り切れの苗もあったので、もう少し早く注文しておくべきでした。
購入したのは4株ですべて異なる種類で、いずれも『接木苗』です。
苗の植えつけ(5/20)
5月20日に苗の植え付けをしました。天候は曇り。午後に植え付けをして、夜に雨が降りました。
40~50㎝間隔で4種類のキュウリ苗を植えました。
▼左から「ナルナル」「ラリーノ」「豊美2号」「シャキット」
ラリーノ
手のひらサイズの可愛いミニキュウリです。
▼5/20植え付け
なるなる
全日本野菜品種審査会一等特別賞受賞のキュウリです。簡単にたくさん収穫でき、病気に強い品種です。
▼5/20植え付け
シャキット
歯切れの良さと、みずみずしさをあわせ持つ品種です。
▼5/20植え付け
豊美2号
病気に強く、たくさん収穫できるキュウリです。
▼5/20植え付け
アザミウマによる吸汁被害(5/31)
苗の植え付けはうまくいったようで、順調に育っていましたが、5/31(植え付け11日後)に葉っぱの異変に気付きました。
ラリーノの葉っぱに白っぽい小斑点ができてしまいました。
上記の写真はラリーノです。4株中3株で同じような症状がでており、ラリーノが一番ひどくて、2~3枚が侵されていました。
アースガーデンのLINE相談に問い合わせたところ、「アザミウマなどの害虫による吸汁被害」ではないかとの回答をもらいました。
それほどひどくはないので、様子見をして、ひどくなるようなら薬剤を使うようにとのアドバイスを受けました。
とりあえず被害にあっていた葉っぱを取り除いて、様子を見ることにしました。
6月に入ってからは、順調に育っていたので、アザミウマの被害は落ち着いたように思っていたのですが、6月中旬にラリーノの育ちが悪いことに気づきました。
葉っぱをよくみると、アザミウマに吸われたような跡が葉っぱの裏側にありました。ラリーノとナルナルの2株が被害を受けているようで、実の育ちもイマイチ...。
6月23日
アースガーデンのLINE相談で紹介された薬剤を購入して、4株すべてに散布しました。
また、被害を受けた葉っぱを取り除きました。その後、新しく生えてくる上のほうの葉はきれいです。
5/31(植え付け11日後):小さな実がつき始めました
花がちらほらと咲きだして、育っています。
小さな実ができはじめました。
シャキットには実が複数できています。
6/12(植え付け23日後):順調に生育
1m以上にぐんぐん伸びてきて、小さい実もついてきました。
▼ラリーノ1個目が指先くらいの長さまで育ちました
▼豊美2号 初収穫
最初の実なので小さいうちに収穫しました(その後の実がよく育つため)。
6/20(植え付け31日後):収獲
ラリーノ以外は1.5メートル以上に伸び、順調です。
一番左の「ナルナル」とその横の「ラリーノ」の葉っぱをよくみるとアザミウマの吸汁被害にあっているようなので、薬剤を投与しました。
その後、吸汁被害は落ち着きました。しかし、梅雨の時期でもあり、天候不順で温度差も大きいためか、実が小さいままで黄色っぽくなって枯れてしまうものが多くてなかなか収獲に至らないです。
▼シャキット、最初の実なので小さいうちに収穫しました。
この時点では、シャキットが一番多く実を付けて順調に育っているようにみえます。
▼豊美2号 順調に育っており、2個目を収穫
7/2(植え付け43日後):収獲
ラリーノ2個目を収獲しました。ラリーノはずんぐりむっくりの形で、イボイボがありません。長さは12cm程と小さいです。
7/8(植え付け49日後):収獲
豊美2号、ナルナルを収穫しました。
小さい実はたくさんできていますが、黄色くなってしぼんで育たないものがほとんどです。
これまでに収穫できたのはトータルで8個くらい。下のほうの葉っぱはベト病のようになっているので、取り除いています。
7/23(植え付け64日後):収獲、ベト病?
シャキットとラリーノを収獲しました。
もっと収獲できると思ったのですが、かなり収穫量が少ないです。
小さな実は結構できるのですが、こんな風に黄色くなって枯れてしまいます。
雨続きで、晴れの日がなく、気温も低いのが原因でしょうか?
葉っぱの大半がベト病みたいになっています。
病気になった葉を取り除いたら、下の方は葉っぱが何もない状態になってしまいました。
その後、なるなるが3本収獲できましたが、その他は全く収獲できませんでした。
8/10(植え付け82日後):新しい葉に期待?
8月になってようやく梅雨が明けて、天気がよくなり、気温も上がりました。
葉っぱがかなり病気(ベト病?)になっていたので、病気の葉をほぼ全て取り除きました。
そうしたら、葉がほとんどなくなり、こんな姿になってしまいました。
ラリーノは茎が完全に死んでしまっており、終了となりました。残念…。4種類植えた中で、ラリーノが一番成長が悪かったです。来年のリピートはありません。
豊美2号は茎はまだ生きていますが、途中で折れてしまって、その先が生えていないので、おそらく終了です。
ナルナルとシャキットとは病気になっていない新しい葉が生育しています。
花も咲いて、小さなきゅうりがいくつかできているので、これが成長してきゅうりになってくれることを期待しています。ただ、葉っぱの量がかなり少ないのでどうなるかはわかりません。
8/20(植え付け92日後):1本収獲
なるなるとシャキットの新しい葉がぐんぐん育っています。小さなキュウリの実がたくさんできているのですが、3cmにもならないくらいでほとんどがしぼんでダメになってしまいます。何かの病気におかされているようです…(泣)。
そんな中でもシャキットの実が成長したものがあり、1個収獲できました。
8/26(植え付け98日後):シャキットが順調!?
シャキットの葉が成長して、実が再びつき始めました。花はたくさん咲いています。
小さな実が10個以上できていますが、大きくならずにしぼんでしまうのが大半です。そんな中でも数個の実が大きく育っています。
今週はこのくらいの大きさになった2個収獲しました。
かなりの巨大キュウリですが、とても美味しくできていました。
結果・まとめ
- ラリーノ:5本
- なるなる:7本
- シャキット:9本
- 豊美2号:5本
ラリーノは7月中に茎が細くなり終了。豊美2号も7月の梅雨のときに茎が折れて、そのまま終了。
なるなるは8月に入っても葉はぐんぐん成長。しかし、実は大きくならずにしぼんで収獲に至りませんでした。
シャキットは、8月に入って、再び成長しだしました。小さな実は多数できるものの、多くがしぼんでしまい大きくなりません。そんな状況ですが、8月後半より成長するキュウリができはじめて収獲できるまでになりました。
病気になりやすいキュウリですが、今年の我が家の家庭菜園結果では、『シャキット』が最も生命力が強く、『ラリーノ』が一番弱かったです。
シャキットはイボイボのあるキュウリで味も美味しいので、来年もシャキットを育てようと思います。
▼2021年はきゅうりのプランター栽培をやっています。
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