庭でゴーヤを栽培した過程を記録しました。
2020年は梅雨がなかったため、8月中の収穫量が少なくて例年より不作でしたが、ゴーヤはたくさん食べました。
昨年のゴーヤ栽培の様子は下記記事にまとめてあります。たくさん収穫できました。
>>家庭菜園でゴーヤ栽培・緑のカーテン~ゴーヤ料理【2019年夏】
- ゴーヤの育て方(流れ)
- 苗の購入(インターネット)
- 5/20:苗の植え付け
- 5/26(植え付け6日後):ネット張り
- 5/29(植え付け9日後):摘心
- 6/9(植え付け20日後):子づるが伸びだす
- 6/21(植え付け32日後):花が咲き始める
- 6/30(植え付け41日後):小さなゴーヤの実を発見
- 7/10(植え付け51日後):ゴーヤの実が成長
- 7/23(植え付け64日後):初収獲
- 8/1(植え付け73日後):グリーンカーテンがいい感じ
- 8/9(植え付け81日後):下の葉が枯れてきました
- 8/20(植え付け92日後):収穫ピーク期
- 9/21(植え付け122日後):収穫終わったと思った子ゴーヤがたくさん
- 9/29(植え付け130日後):ゴーヤ収獲 第二弾
- 10/12(植え付け142日後?):撤去して終了!
ゴーヤの育て方(流れ)
ゴーヤ栽培の流れはざっと以下の通りです。これまでの経験では、ゴーヤは害虫や病気に強いので、特に手をかけなくても丈夫に育ちます。
土の準備
ゴーヤは酸性の土を嫌うので、苦土石灰(強いアルカリ性の肥料)などを与えて土を中和させておきます。
我が家では、苗を植える10日程前に、苦土石灰をまいて土を耕しました。
苗の植え付け
ネットを張る
緑のカーテンにするためにはネットを張ります。
摘心
親づるの先端を切って、親づるの成長をストップさせます。そうすることで、子づるが伸びて緑のカーテンになります。摘心したほうが実もたくさん収穫できるようです。
追肥
実が付きだしたら、2週間ごとに追肥をします。
苗の購入(インターネット)
種をまいて育てる方法もありますが、家庭菜園では苗を買って育てるのが簡単です。
楽天市場でのレビュー評価がとても高い「てしまの苗」というショップで購入しました。とても立派な苗が届きました。
苗には「接木苗」と「実生苗」があります。接木苗は、病気や連作障害に強くて収穫率が高くなるよう加工された苗なので、初心者でも育てやすいです。値段は接木苗のほうが少し高いです。
我が家では毎年接木苗を買っていましたが、今年は接木苗と実生苗をそれぞれ3株ずつ購入してみました。
写真(左)は接木苗です。一番下についている葉っぱ2枚はゴーヤの葉ではありません。ゴーヤの接木苗はカボチャを台木にして接ぎ木することが多いそうなので、おそらくカボチャの葉です。
上記写真(右)は実生苗なので、すべてゴーヤの葉っぱです。
ゴーヤは何年も同じ場所に育てていると連作障害を起こすことが多く、通常4~5年で連作障害がおこると言われています。
我が家でゴーヤ栽培を始めて今年でちょうど4~5年です。昨年までは同じ場所に植えていましたが順調に育ってたくさんのゴーヤを収穫できていましたが、今年は連作障害が起こる可能性があります。
今年は順調に育つかどうかドキドキです!
5/20:苗の植え付け
5月20日に苗の植え付けをしました。
約50cm間隔で接木苗と実生苗を交互に植えました。
短い支柱をたてて、たっぷりお水を与えました。
5/26(植え付け6日後):ネット張り
植え付け後は気温が低く、曇りの日が多いので成長度合いは少ないですが、順調に育っています。
ベランダから緑のカーテンにするので、支柱をたててネットを張りました。
5/29(植え付け9日後):摘心
気温が高くお天気もよかったので、摘心(てきしん)を行いました。
摘心を雨の日にやると、切断部位から菌が入ることがあるので、天気の良い日にやるのが無難です。
摘心とは伸びてきた親づるの先端をカットしてそれ以上伸びなくすることです。摘心をしなくてもゴーヤは収穫できますが、摘心をすると子づる、孫づるが勢いよく伸びてくるので収穫量も増えて、緑のカーテンにもなります。
摘心は本葉が5枚以上になったらいつやってもよいらしいです。あまり伸びてからやると緑のカーテンにならなくなるので、早めにやったほうがよいでしょう。
やり方はYouTubeで『ゴーヤ摘心』と検索するとたくさんでてきます。
摘心はつるの先端を手でちぎってもよいのですが、切り口が割れてしまうこともあるのでハサミでカットしました。
▼ここをカットします
▼摘心した直後
▼摘心した先端は捨てます
6/9(植え付け20日後):子づるが伸びだす
摘心から10日がたち、子づるが勢いよく、横に伸びて出してきました。
全6株、同じくらいの成長度合いです。
6/21(植え付け32日後):花が咲き始める
梅雨入りし、曇りや雨の日が多いですが、順調に生育しています。
葉っぱは大きくなり、花(雄花)もちらほらと咲きだしました。
6/30(植え付け41日後):小さなゴーヤの実を発見
写真のピントがぼけていますが、花の根元がぷくっと膨れています。これは雌しべでゴーヤの実になると思います。
7/10(植え付け51日後):ゴーヤの実が成長
これくらいの大きさの実が5個できました。
ツルも成長がよく、ベランダまで伸び出来ました。ベランダまで伸びた子ヅルは摘心しました。
ベランダからみるとかなり育ているのがわかります。
7/23(植え付け64日後):初収獲
実が小ぶりですが、数日間大きさがかわらないので2個収獲しました。直径17cm程です。
あばしゴーヤは小ぶりでずんぐりむっくりですが、20cm位まで大きくなるようなので、梅雨が明ければもっと大きく育つかもしれません。
8/1(植え付け73日後):グリーンカーテンがいい感じ
グリーンカーテンができました。ゴーヤの実は25個位できています(すごく小さいのも入れて)。
ベランダから見るとこんな感じです。
8/9(植え付け81日後):下の葉が枯れてきました
上のほうの葉は勢いよく伸びていて青々としているのですが、下のほうの葉がかなり枯れてしまいました。
▼下の部分は葉が枯れてスカスカです
▼全体的にはこのような感じになっています。
調べたら、肥料不足の可能性が高そうだったので、液肥をしました。しばらく様子を見たいと思います。
ゴーヤの実は順調に育っており、定期的に収獲しています。
8/20(植え付け92日後):収穫ピーク期
追肥をしてから10日位立ちましたが、下葉の枯れはおさまってきました。おそらく肥料不足で枯れていたのでしょう。
先週あたりまでは花がたくさん咲いて地面には黄色の花がたくさん落ちていましたが、現在は花はもう咲いていません。
現在大小約30個のゴーヤの実がついています。
昨年までは100個前後のゴーヤが収穫できていたのですが、ことしは40個程度の収穫となっており、例年の半分以下になりそうです。
9/21(植え付け122日後):収穫終わったと思った子ゴーヤがたくさん
今年はゴーヤの収獲量が少ないとおもっていたら、今頃になって赤ちゃんゴーヤがたくさんでき始めてます。だんだん気温も低くなっていくので、これからできた実が大きくなるかは不明です。
9/29(植え付け130日後):ゴーヤ収獲 第二弾
9月になってから10個位収獲できました。
10/12(植え付け142日後?):撤去して終了!
さすがに気温が低くなって、葉っぱも4割程度枯れてしまったので、棚を全て撤去しました。赤ちゃんゴーヤが結構でてきて、大小合わせて全部で34個収獲できました!
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