スロージューサーは野菜や果物の栄養成分を壊さず、栄養や酵素がたっぷり入った美味しい『コールドプレスジュース』を作ることができます。最近は健康や美容のためにコールドプレスジュースを飲む人が増えていますね。
本記事では世界的に有名で圧倒的な人気を誇るジューサーの老舗メーカーHUROM(ヒューロム社)のスロージューサーについて解説します。
ジューサーとミキサーの違い
野菜やフルーツからジュースを作るという点ではジューサーもミキサーも同じですが、「分離させるかどうか」という点でジューサーとミキサーは大きく異なります。
ミキサー:刃で粉砕
ミキサー(海外ではブレンダーと呼ばれている)は野菜や果物を「刃物で粉々にしてかき混ぜるもの」です。水などの液体を加えて手軽にスムージー、ジュース、離乳食などを簡単に作ることができ、食物繊維をそのまま摂取することができます。
一般家庭ではミキサーを使ってジュースやスムージーを使っていることが多いです。我が家でもレコルトのカプセルカッターというフードプロセッサーを使っていますが、刃がついているのでミキサーの部類です。
ミキサーは構造がシンプルで部品も少ないため、ジューサよりもお手入れが簡単です。しかし、高速回転の刃で粉々に混ぜるので、酵素や栄養成分が破壊されやくなります。そのため、酵素や栄養成分の摂取が目的でジュースを作る場合には、ミキサーよりもジューサーが適しています。
ジューサー:圧搾して繊維と水分に分離
ジューサーはミキサーのように刃を使って砕くのではなく、刃を使わずに石臼のようなスクリューでゆっくりと圧縮してつぶしながら絞るため、栄養成分が破壊されにくく、たくさんの栄養や酵素が入ったジュースを作ることができます。そのため、健康や美容のためにはジューサーがおすすめです!
▼ジューサーで搾りかす(繊維)と液体(ジュース)に分離。搾りかすはカレーやハンバーグなどの料理に入れて二次利用できます。
ジューサーは野菜やフルーツを「繊維と水分に分離させる」ことができるので、野菜や果物の素材だけ(果汁100%)のさらっとしたジュースになります。ミキサーで作ったものに比べると舌触りがさらっとして美味しいジュースができます。
ジューサーには高速ジューサーと低速ジューサー(スロージューサー)がありますが、一般的にジューサーといえば「スロージューサー」のことです。
最近はスロージューサーで作ったコールドプレスジュースの専門店をよくみかけるようになりましたね。
ジューサーはミキサーに比べると部品が多くてお手入れが大変ですが、最近のジューサーはお手入れ簡単で食洗器対応のものも増えてきています。以下で紹介するヒューロムのスロージューサーもお手入れが簡単との評判です。
ヒューロムのスロージューサー
家庭用として圧倒的に人気のあるヒューロムのスロージューサー2種類(アドバンスドとH2Y)を比較してみました。
H2Yは販売が終了しており、現在購入できるのはアドバンスド100となります。
アドバンスド100 | H2Y | |
---|---|---|
参考販売価格 | 49,464円 | 39,800円 |
寸法(幅×奥行×高さ/mm) | 293×211×462 | 198×180×401 |
重量 | 5.8kg | 4.6kg |
ドラム容量 | 350ml | 450ml |
食洗機対応 | 〇 | 〇 |
スムージーストレーナー | 〇 | – |
フローズントレーナー | – | 〇 |
アドバンスド100の紹介動画です↓
アドバンスド100とH2Yの機能はほとんど同じですが、サイズと内部パーツが異なります。
サイズはH2Yのほうがコンパクト
サイズはH2Yがコンパクト設計なのに対して、アドバンスド100はやや大きめで重量があります。見た目はアドバンスド100のほうがスタイリッシュでかっこよいと思います。
アドバンスド100のレビューに「それなりにスペースを取るので、小さ過ぎるキッチンには向きません。」と書かれていたので、一般家庭には少し大きいと感じるサイズ感かもしれません。
洗浄のしやすさはアドバンスド100
内部パーツの洗浄に関してはアドバンスド100のほうが簡単です。アドバンスド100は2つのフィルターで搾汁する形状になっており、網目がないため、繊維が詰まらず、水で洗い流すだけでキレイになります。
H2Yは網目状になったステンレス製のストレーナーで搾汁するため、アドバンスド100に比べると洗浄が大変です。とはいえ、レビューでは「ストレーナーの手入れが少々手間ですが、慣れれば大丈夫です」と書いている方が多かったので、そこまで大変ではないと思います。
サイズのコンパクトさを重視するならH2Y、内部パーツのお手入れが簡単なほうを重視するならアドバンスド100を選ぶのがよいでしょう。
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