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真空キャニスターBV30を使ってみたレビュー

自動検圧自動抽出スマート真空キャニスターBV30 キッチングッズ

ワンタッチで容器内を真空にできる真空キャニスター「BV30」を紹介します。

容器内の空気を抜いて真空状態にすることで酸化、湿気、腐敗の原因を取り除き、食材の保存期間を長くキープすることができます。

また、自動検圧/自動抽出なので、常に真空を維持してくれます。

発売前にメーカー様にサンプル品を送っていただき、本レビュー記事を書きました。

真空キャニスター「BV30」の概要

サイズは500ml、700ml、1100ml、1400mlの4種類です。各サイズの直径は同じなので重ねて収納することもできます。

本記事では700mlを使ってレビューをしていきます。

▼容器は透明ガラスで、側面に容量メモリが表記されています

電池や真空にするための機械は不要です。フタにモーターがついており、電源ボタンを押すことでコンテナ内が真空状態になります。

真空状態で保存すると食材をより長く保存することができます。

真空状態になると、蓋の真ん中についているゴムの形状がかわります。

真空状態
真空が解除された状態

容器は、ボロシリケイトガラスで耐熱温度は-20~400℃、直接電子レンジでの加熱が可能です。

フタ部分には精密機械が入っているため、電子レンジや冷凍はNGです。水洗いもNGです。

※ふたをつけたまま冷蔵保存はOKです。

使い方

真空にするための器具は不要で、ワンタッチ操作なのでとても簡単です。

▼動画です

1.食材を入れます

2.電源ボタンを押します

※蓋の充電方法は記事後半で説明します

白いランプがついて、15~20秒で真空状態となります。

空気を抜くことでキャニスター内部を真空状態に維持できます。

真空負圧は30~40kPaに上がります。30~40kPaという真空度がどの程度なのか詳しくはわかりませんが、かなり強力なようです。

▼マシュマロが真空にすると膨らみ、真空解除すると縮みます

3.真空にした容器を開けるにはゴム部分を少し引っ張って空気をいれます

「シュー」という空気音とともに、真空が解除されて簡単に開けられます。

空気が抜けても自動で空気を吸引

従来の真空キャニスターは、長期間保存している(茶葉、ナッツ、乾物など)と、時間経過とともに少しずつ空気が漏れてしまい、定期的に空気抽出を行う必要がありました。

BV30はキャニスター内の圧を監視し、キャニスター内の圧力が低下すると自動で空気を吸引してくれます。そのため、長期間の保存でも真空状態が保たれます。

充電方法

蓋にモーターがついているので、蓋を充電してから使います。1回充電すれば(3~5時間で充電完了)、4300時間(一日1回キャップを開ける場合)の使用が可能とのことなので、半年くらいはもちます。

▼動画です

マグネット式の充電なので、近づければ磁石でくっつきます。充電器はUSBアダプターに差し込みます。

3時間位でフル充電できます。

充電が完了すると白いランプになります。

一度充電すると、4300時間使用可能です。毎日使う場合でも一度の充電で半年は使用できる計算となります。

注意点

蓋にはバッテリーが含まれるため、電子レンジでの加熱や水洗いはNGです(故障の原因となるため)。

※容器は食洗器で洗ってもOKです

蓋がよごれた場合にはウエットティッシュやアルコール綿で拭くなどのお手入れ方法となるので、汁ものなど汚れが蓋につきそうな食材は入れないほうがよいでしょう。

乾物、コーヒー豆、パン、お菓子などが適しているかなぁと思います。

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