2019年4月16日(火)放送の『マツコの知らない世界』で「茶碗の世界」というテーマが取り上げられました。それによると、よいお茶碗を使ってご飯をたべるとご飯がグッと美味しくなる!というんです。
番組で紹介された内容やお茶碗を紹介します。
触感のいい茶碗を使うとご飯がグッと美味しくなる
説明してくれたのは、茶碗を変えたら人生が劇的に変わったという田辺玲子さん。田辺さんは約20年前に1つの茶碗に出会って、ご飯嫌いを克服したという経験の持ち主。
「あまりの忙しさからか、食が細くなってしまった時期がありました。そのときに、たまたま買った作家物のお茶碗があって。ご飯を盛ったら、いつもと変わらず炊いた白いご飯が、なぜかとても美味しそうに見えたんです」
食器ひとつで、こんなにも気分が変わるものなんだと驚いた田辺さん。身近すぎてつい見落としがちな毎日の食事の大切さも改めて実感したそう。
田辺玲子さんは、シンプルで飽きのこない普段使いの作家もの器を扱うお店「うつわ ももふく(作家もの和食器の店)」の店長さん。食器や食事の写真をSNSにアップされています。
<田島さんのお店の情報>
うつわ ももふく
東京都町田市原町田2-10-14-101
小田急線町田駅・JR横浜線町田駅より徒歩10分
TEL 042-727-7607 日・月・祝 休
Twitter・Instagram:@utsuwa_momofuku
田島さん曰く「触感のよいお茶碗を使うとご飯が美味しくなる。」のだそうです。
茶碗は世界では珍しい「手に持って使う食器」で、「自分専用」の茶碗を持っている人が多い。だからこそ茶碗は触感のよい最高のものを使うべきであると主張されていました。
以下は田辺さんおすすめの茶碗です。いずれも作家さんが作ったものなので、1個5,000円程度します。中には1万円を超えるものもあります。お茶碗に5,000円は高いと一瞬思いましたが、よく考えるとお茶碗って滅多に割れるものでもないので、5年、10年…とかなり長く使いますよね。触感のよいお茶碗を使うとご飯が美味しくなるのであれば、大して高くもありませんね。
粉引飯碗
大地を感じる!ゴツゴツした触感の最高峰
粉引飯碗 山田隆太郎作・5,400円(税込)
山田先生の工房は相模原の山奥にあり、裏庭の土で茶碗を作っているとのこと。
これで食べると…ご飯が「甘く」感じる、のだそうです。
マツコは、「薪で炊いたご飯を食べている感じ。」と感想を述べました。本当に美味しく感じている様子でした。
お茶碗の手触りで味まで変わってくるそうです。驚きですね!
田島さんのお店「ももふく」で販売していますが、現在はSold Outになっていました。
緑白釉碗
こころがとろける!ツルスベな触感の最高峰
緑白釉碗 土井善男作・4,320円(税込)
これで食べると…ご飯が「やわらかく」感じる、のだそうです。
硬質な触感が、ご飯のやわらさを引き立てるらしいです。
田島さんのショップに土井善男先生の作品はありましたが、現在、緑白釉碗はないようです。
めし碗
気持ちが落ち着く!ドライな触感の最高峰
めし碗 岡崎慧佑作・4,752円(税込)
これで食べると…ご飯が「みずみずしくく」感じる、のだそうです。
触感とのギャップで水分が引き立ち、ご飯がみずみずしく感じるという。マツコは、この茶碗が一番甘く感じるとのことでした。
以下のショップで岡崎慧佑先生の作品を販売していますが、めし碗は売られていないようです。
刷毛目めし碗
納豆ご飯を盛ると抜群に美味しい
刷毛目めし碗 光藤佐作・5,400円(税込)
刷毛目めし碗は口径が小さく深い形が特徴で、納豆ご飯を盛ると抜群に美味しいとのこと。かきこむ際に持ちやすく、茶碗に口をつけても汚れにくいので、ご飯をかきこんでたべるものに適しているのだそう。
光藤佐先生の作品は以下サイトで販売されていますが、刷毛目めし碗は現在ありませんでした。
たたらば碗
お茶碗を盛ると抜群に美味しい
たたらば碗 蜂谷隆之作・12,960円(税込)
たたらば椀は漆器でできており、熱を伝えにくいため、お茶漬けなど熱々のものに最適の茶碗。今回紹介された中で、最も値段が高いお茶碗です。
たたらば碗は田島さんのショップ「ももふく」で販売しています。
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